ガーベラ
9月のせいか、歳のせいか、
最近、父が言っていた言葉の意味が理解できるようになりました。
わたしの記憶の強い頃の父の歳は、うんと若い頃か、今のわたしと同じくらいの歳。
まあ、結局若いんだけれども。
これからの3年くらいは、こうやって痛い思いしながら、生きていくのだろう。
早く大人になりたいと思いながら、子供と言う仕事していたけれど、
今、大人になってみて迎える大人というものは、あまりにもあっけなく、あまりにも小さく、あまりにもだらしがなさずきて
分かっちゃいたけど、実際迎えてみると、
周りの大人たちは、どれだけ誤魔化しながら生きているのだろうと、勘ぐってしまう。
わたしは父がどんな人だったのか、と、人に話すことはできなくて
たどたどしく、言えるのは
若いくせに古いひとだった。
その所以はあるのだけど、割愛する。
故に、意外とわたしも古い考えを持っていたりする。
女なんだから、と
いう育て方をよくしたもんだった。
人の痛みを知る人でいてください
言われたことないけど、言ってたなあ。
あなたが一番悲しませてませんか。結局。
小さいころから。
と、思ったけど、
まあ、いいや。
しょうがないよ。パパだし。
大人になるのは、こんなにも辛く、こんなにも痛いのか。
導かれる道を見失っても、行くべき場所が分からなくなっても、今持っている痛みや、温かさは本当だから
自分が歩いて来た道がなくなってしまったわけではないから、
丁寧に戻って迷子になってもいいし、雑に戻って迷子になったっていい。
いちいち、迷子になる必要もない。
比較的、きれいな文章書きましたけど、これ書くのに二週間以上かかってますからね。